甲状腺の病気になるとどのような検査を受けるのか

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甲状腺の病気になるとどのような検査を受けるのか

甲状腺の病気の症状


甲状腺の病気の疑いがあるならば、すぐに検査を受けた方が良いでしょう。しかし、具体的にどのような症状が見られたら病気の疑いがあるのか分からないという方は多いでしょう。まずはどのような症状があるのかを紹介しましょう。
甲状腺の病気は甲状腺ホルモンの分泌に異常が生じてしまうことで起きることがほとんどです。これは自己免疫疾患が原因となっています。自らの抗体が悪さをしてしまうのです。甲状腺ホルモンというのは全身のあらゆるところに影響を与えてしまいます。そのため、いろいろな症状が体中のあちこちに見られることになります。
まず、ホルモンが過剰に分泌される場合の症状を紹介しましょう。周りの人と比べて暑がりになってしまうことがあります。汗をよくかくようになり、すぐに疲れてしまうようになります。すぐに動悸がしたり息切れしてしまうことがあります。落ち着きがなくてイライラしやすくなるでしょう。食欲は旺盛であるにも関わらず体重が減ってしまうという症状もあります。手足が震えてしまったり、眼球が突出するようになったり、額が腫れてしまうことがあります。これらの症状はホルモンが過剰に分泌されることで引き起こされてしまいます。すぐに検査を受けることをお勧め致します。一方、ホルモンが少なすぎることによって起きてしまう病気もあります。症状としては、皮膚が乾燥しやすくなったり、寒がりになってしまったり、やる気が出なくなってしまいます。髪の毛や眉毛が薄くなってしまったり、声が低くなってしまったり、もの忘れしやすくなるという症状も報告されています。食欲がなくなってしまうこともあります。
これらの症状が見られたときは、すぐに病院へ行き、病気になっていないのか確認しましょう。

検査内容について


実際に甲状腺の検査はどのように行われるのでしょうか。これにはさまざまな種類があります。まずホルモンを調べる方法があります。甲状腺から作られたホルモンは血液中に存在しているため、その濃度を検査することによって臓器に異常が生じていないのかを確認できるのです。その結果から調節機構に異常があるかどうかが分かります。その結果によって、病気を診断することができます。
また、自己抗体をチェックするという方法があります。自己免疫性疾患によって引き起こされる病気があるからです。人間の体は自己とそれ以外を区別するための機構があります。それが免疫系です。異物に対して攻撃をする役割を果たしているのが抗体と呼ばれるものです。この抗体が誤って自分の細胞を排除しようとしてしまうのが免疫異常と呼ばれるものです。自己に対する抗体がたくさん産生されてしまい、それによっていろいろな影響を受けてしまいます。この抗体をチェックするのです。抗サイログロブリン抗体や抗TPO抗体、TSH受容体抗体を調べます。抗体値によって健常者とそうでない方を分けることができるのです。
また、超音波検査も行われます。こちらによって臓器の大きさやしこりの有無、リンパ節の肥大の有無などを確認します。超音波は被爆することがなくとても安全な検査方法となっています。痛みを伴うこともありません。そのため積極的に超音波検査が実施されています。これだけで具体的な病気の診断をすることは難しいのですが、異常が見られるかどうかを確認することはできます。

甲状腺の病気は実は多い


甲状腺の検査はとても大切なものです。なぜならば甲状腺の病気というのは意外と多いからです。あまり馴染みのないものかもしれませんが、実際には多くの方が甲状腺に問題が生じているケースがあるのです。
一般的に甲状腺の病気は十数人に1人はかかっているとされています。これはかなり高い割合といえるでしょう。それではどうしてあまり知られていないのでしょうか。まず、専門医でないときちんとした診断をすることが難しいためです。また、症状が分かりにくいために他の病気と間違えられてしまうこともあります。いろいろな症状があるため、勘違いされてしまうこともあるのです。最近はインターネットによっていろいろな病気の症状を調べられるようになったため、自分で疑いを持って病院でチェックしてもらうというケースも増えています。
もちろん、気のせいだというケースもあるのですが、実際には多くの方が病院でチェックした結果、病気が見つかったということが多いのです。もし何らかの症状が気になっているならば、すぐに病院へ行くことをお勧め致します。甲状腺の病気はきちんと治療を受けておかないと症状がどんどん悪化してしまう可能性があります。影響が全身に及んでしまうため、早めの対処が必要となるでしょう。健康診断を受けるつもりで定期的に病院へ行くと良いでしょう。
自分の体に起きた症状については常に意識しておくことが大切です。普段と違う症状が見られないのか確認してみましょう。素人判断をするのではなく、専門家の検査を受けて判断を受けることが大切です。気軽に病院を利用しましょう。

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